
ブックメーカー、スロットなどのカジノゲームにおいてとても大事な要素の一つです。RTPを理解する事でプレーの楽しみ方が変わります。
RTPとは「Return to Player」の略語で、プレーヤに戻すという意味です。還元率やペイアウト率ともいいます。
なぜRTPは重要なのか?
RTPとはプレーヤーへの還元率を表す数字なので、この数字が高ければ高いほど配当金を狙いやすいといえます。この数字は、過去にプレーヤーがかけた金額に対し、カジノサイトが払い戻した割合を表しています。競馬などの払い戻し率と同じ意味合いになります。ただし、一人のプレーヤーが何分ゲームであそんだか、1回にどのくらい賭けたのかなどの細かい詳細は含まれておらず、あくまで「賭けた金額に対して払い戻された率」なのです。
例をあげてみると、スロット全体の平均還元率は大体96%〜98%です。●●●というスロットのRTPが98%と書かれている場合、この機種のデータで100ドル賭けたら98ドルが配当される確率が高いということになります。 しかしこれは確率の話ですので、必ずしも賭けた金額の98%が、全てのプレーヤーに還元されるという事ではありません。「配当が起こりやすい」という意味であって、「必ず」という意味ではないという事です。そして、このRTPはどんなことがあっても100%にはなりません。そこにはカジノ側の利益もきちんと取り除かれているからなのです。このカジノ側の利益のことを「ハウスエッジ」または「排除率」と呼んでいます。
ペイアウト率100%−ハウスエッジ=RTP となります。RTPが98%であれば、カジノ側の取り分であるハウスエッジは2%ということになります。少ない数字に思えますが、カジノ側にとっては、たくさんのプレーヤーにプレーしてもらう必要がありますので、これで十分なのです。各スロットマシーンの情報欄に必ずRTPが記載されています。これをほとんどのプレーヤは機種選びの基準として利用しています。スロットのみでなく、賭け事全般に使われている「還元率」なのです。
知っておいてよかったRTP
RTPとは「過去にプレーヤーに還元された配当の率」ですので、どんなゲームでも、賭け事の世界では重要視しなければいけない数字であるとは言い切れないのです。還元率が高いゲームほどさらにプレーヤーが集まり、そしてさらに率が上がっていくということもあり得ます。率が低いからといってダメというわけではありません。
以上の説明で、RTPについてご理解は頂けたと思います。RTPが高ければ必ず勝てるというわけではありませんが、データに基づいて算出された数字なのですごく便りになるのは間違いありませんね。他にもスロット情報を幅広く案内していますのでぜひ参考にして役立ててください。